救急救命法講習会

 7月10日(月)、昨年度に引き続き、救急救命士である大学教授を講師にお招きし。救急救命法講習会を実施しました。対象は教職員とクラブ員の代表者です。

 はじめに心肺蘇生法等の説明を受けました。海岸で倒れている人を見つけたらどうするかなど、生徒に問いかけをしていただきながら話が進みました。実際に10か月の子どもさんが誤飲して息をしていないという119番通報の音声を聞かせていただいたり、「死戦期呼吸」の映像を見せていただいたりしました。

 お話の後、テニスボールを使って胸部圧迫の練習をし、押す強さを覚えました。その後、人形を使って胸部圧迫とAEDの使用体験を行いました。生徒を交えての最後に、校舎の4階で倒れている人を3人の生徒が発見したという想定で、役割分担、胸部圧迫、職員室へ先生を呼びに行きAEDを持ってくるなどの活動を行いました。1人が職員室に行くと残りは2人。AEDが届くまでとても長く感じました。講師からは、「何かあったら先生を呼んだらいいというわけじゃない。生徒自身ができることを行ってほしい」と言っていただきました。

 ここで生徒は解散。教員だけになって、熱中症やてんかん発作、アレルギーによるアナフィラキシー症状への対応についてお話を伺いました。実際の体験が多く、学びの多い時間となりました。