２月１日（木）、今年度も大阪府中小企業家同友会と１年生の交流会を実施しました。
本校では、「コミュニケーション能力の育成」と「職業理解」の２本柱で、キャリア教育を展開しています。今回は、製造や建築、通信や福祉関係などの企業の社長さん９人にお越しいただき、「働くことの意味や大切さ」などを社長さんの立場から生徒にお話しいただきました。
生徒は９つのグループに分かれて交流会に参加しました。開始時間前に、案内係の生徒が控室に講師の社長さんを迎えに来ました。各教室では、司会の生徒の進行で交流会が進んでいきました。会社の製品をご持参いただき、生徒に見せながら話をしてくれた方もいます。高校生が企業の社長さんのお話を伺う機会はめったにありません。経験にもとづくお話で、生徒が自らの進路を考えるのに、とてもいい経験になったことだと思います。
終了後の意見交換会では「目を見て、うなずきながら聞いてくれて話しやすかった」「司会がきちんと回してくれた」「準備していた質問以外にも積極的に質問してくれた」等、好意的なご感想をいただきました。また、「挨拶が大事という話をした」「（採用したい人・したくない人の質問に）『うそをつく人は採用したくない』と答えた」「高校時代には友達を大切にしてほしい」「個性を伸ばしてほしい」等のお言葉もいただきました。
まもなく入学から１年が経ちます。これをきっかけに、進路のことをもっと真剣に考えてほしいと思います。