6月6日「牧野戦を経て」

U-18前期vs牧野高校 0-0
牧野高校の皆様、本日はありがとうございました。


U-18前期リーグ最終節、相手は牧野高校で首位対決。引き分け以上で四條畷の1位が確定し、負ければ2位となる試合だった。


この試合は自分たちにとって、とても重要な意味を持ったものだった。


春のインターハイが棄権となり、本気で「打倒強豪校」を目指し再スタートしてから1ヶ月強。


自分たちがその目標に対してどれくらいのレベルで目指せていたのかがわかる試合であった。


さらに、冬に戦い、1-2で負けたところからどれくらい成長できたのかを測れる試合でもあった。


結果から言うと、0-0。満足できる結果では無い。自分たちが掲げる目標から考えれば、4部の高校は圧倒して勝ちたいところ。結果だけを見れば、よくなかったのかもしれない。


しかし、この試合を通して色んなことを得られたと感じている。それは良い面も悪い面も。


良かったことに関しては、競争が増えてきたこと。


1試合、70分を通して多くの交代があり、普段はスタメンでない人もスタメンで出て、また普段とは少し違った「ブロックを敷いて守る」という戦術で戦った。


その中で全く強度を落とさずに戦い切れたことは、チーム内で競争が増えてきたからだと思う。


自分たちは個人の力ではなく、チーム力で勝負していく。この競争に1年生も加わり、この試合を通してより激しくポジション争いをし、全員で成長していきたい。


しかし、勝ちきれなかったことは良くなかった部分。


ゴール前で滑り込んだり、チームのために走り切ったり、声を出したり...そいうった部分の欠如は、やはり、普段の取り組みの甘さからである。


サッカー内外問わず、まだまだ詰め切られていない部分は多くあり、それが現れた試合だった。


全員がこの結果に満足していない。


上位リーグはもっと厳しい試合が続く。ここでどれだけ戦えるのか、3部に昇格させられるのか。


これは、これからのチームトレーニングができない期間にかかっている。


自分たちはサッカー外で成長していく。それを考えるとこの期間でも十分成長できるはず。


現状に満足することなく、常に目標を意識して時間を大切に使っていきたい。


ー3年プレーヤー Wー


掲載:顧問浅田