サッカー部

9月18日「目標を持つ責任」  

摂津高校のみなさん、練習試合ありがとうございました。 76期が引退してから、練習試合ではあるが初めての対外試合だった。この練習試合は、新チームの自分たちが今どの基準で活動できているのか、ということがはっきりしたと思う。 新チームが始まり、チームにはアンケートでチームとして成し遂げたいことについて質問していた。そこで多く出た意見が、強豪校を倒すということであった。各自がそういった高い目標を掲げて...

9月14日「新チーム始動」 

とうとう新チームが始動した。3年生が引退して次は2年生の代になる。 僕はこの新チームでの活動にやる気が満ちている。  なぜなら、自分は三年生の代のときにAチームに入らせてもらっていたが、試合に関わることは一度もなく、選手権という大きな舞台でも関わることができなかったことが、本当に悔しかったからだ。 まだまだ自分には何も足りていない。そう実感させられた。この悔しさが今でも残っている。新チームになり、...

9月5日「決意表明と感謝」

この文章は、あるお世話になった人に向けて書いている。その人との出会いは僕の考えを大きく変え、成長させてくれた素晴らしい出来事だったと思う。その人は、僕に「考えること」の大切さを教えてくれた。それまで、サッカーのプレーやトレーニングの意図など、全く考えずにプレーしていた僕にとって、一つ一つのプレーに対して、「なぜ?」と疑問を持ち、考えることが本当に驚きだった。最初は形だけで、渋々と取り組んでいたが、...

選手権に向けて⑨ 「実れ。」

現在四條畷高校サッカー部には、2人の主将がいる。 主に戦術やゲームプランについて考えることを担当する、サッカー内担当の主将。 そして、主にチーム運営や、サッカー以外の活動について担当する、サッカー外担当の主将だ。 僕はサッカー外担当の主将である。 1つ上の代のキャプテンから、僕達の新チームの役職について初めて相談があった時、僕の役職は"副主将"であった。しかし僕はどうしても主将にな...

選手権に向けて⑧

選手権と言えば、思い出したくなくても、その時の悔しい情景が思い出される。 1年生の時、3回戦。途中出場の機会を得たが、何もできず、自分のミスから失点して負けてしまった。2年生の時、「打倒私立強豪」を掲げて、初めて臨む、2部桜宮高校との対戦。2部相手の前に何もできなかった。 どちらの選手権も、入念に準備したし、努力した「つもり」だった。 もちろん、努力が足りていなかった。 ただ、「責任」...

選手権に向けて⑦

選手権初戦まであと少し。インターハイを終えたあと自分はチームに残って選手権を目指すかどうかをとても迷った。キャプテン達や他の皆のように強い意志を持ってすぐに決断することができなかったのだ。 理由は様々なことに対する不安などがあったがそうした精神面での課題はこの畷高サッカー部での自分にいつもついて回ったものだった。 では何がこの決断を後押ししたのか、それは「挑戦しよう」という思いだった。 ...

選手権に向けて⑥

もうすぐ最後の夏がやってくる。僕が畷高サッカー部に入ってもう約2年半。あっという間だった。 僕は昔から気分屋で、その日の気分によって調子も変わっていた。調子が良い時はプレイも良いし、何もかもが上手くいく。自分が最強なんじゃないかとすら思う。 しかし、悪い時は何も上手くいかない。そういう波があった。ひとつ後悔があるとすれば、調子が悪い時に踏ん張れなかった時があったことだ。自分が投げやりにな...

選手権に向けて⑤ 「半端な人間の逆転劇」

よくこういう言葉を耳にすることがあります。 "長いようで短かったような、そんな時間でした。"   はっきり言わせてもらいますが、ぼくにとってこの2年半はとてつもなく長く感じるものでした。何度もやめてやると心に決めましたが、気付けばここまできました。1、2年の僕がこのことを知れば驚愕すると思います。 畷高サッカー部における僕は何においても半端でした。メンバーに選ばれたり、選ばれなかったり。...

選手権に向けて④

約2年半前、僕は畷高サッカー部に入部した。 その時の僕は、技術もサッカーの知識もチーム内で最低。練習でミスをする度に、何も出来ない自分に無力感と劣等感を感じた。 しかし、そんな僕に同期の友人が親切に自主練に付き合ってくれ、チームの練習が終わった後も家に帰って毎晩サッカーをした。 そこで、できなかったことに何回も挑戦を続け成功する喜びや達成感を知り、サッカーの魅力の虜になった。 また、...

選手権に向けて③

畷高サッカー部のマネージャーになって約2年経ちます。 私たちは75期にマネージャーがいなかったため、74期が引退するまでの半年未満の期間で仕事を覚えなければいけませんでした。 部活のやる気が出ないときもありました。あの時もっとプレイヤーのためにできたことがあったんじゃないか、と過去の自分たちに後悔はあります。 それでも夏まで続けることができたのは、部活が楽しいと思える瞬間があったから、だい...