12月15日 大阪公立校大会 「人は考える葦である」

対戦してくださった守口東高校のみなさん、ありがとうございました。

公立校大会初戦ということで、絶対に負けられない試合だったが、結果は0-0のPK負けだった。勢いのある相手に対して自分たちのしたいことがなかなかできなかった。後半になると危ない場面も増えていた。

今回勝ちきれなかった要因の一つに「考え続けれなかった」ということがあると思う。前半は集中してうまく試合に入ることが出来たが、時間が経つにつれ少しずつ思考し続けることが難しくなっていた。一つ一つのプレーが雑になり単調になっていた。

もしチームのみんながそこで考えて、修正することができたなら結果は変わっていたと思う。強豪校と戦っていた時は集中を切らせず、思考し続けよう!とチームで団結し頑張ることができていたのに、今回はどうしてうまくいかなかったのか。

あの時は先生のコーチングがあったからなのか。それともU18というリーグだったからなのか。

僕たちはサッカー内でも外でも思考している時間がとても短いと思う。考えなしに毎日を過ごしていると浅い人間になってしまう。それはすごくもったいない。

私はサッカーに限らずスポーツをすることは素晴らしいと思っている。勝ちたいという気持ちで努力し、切磋琢磨していく。ライバルに負けたくないという思いで、もだえ苦しみ葛藤する。時には挫折し、悔しさを味わう。

そうした経験から自分を深めることができるので、サッカーは素晴らしいと思う。そこでプレイしながら思考を続けていくことで、より人間的に成長ができると思う。

打倒強豪私立という目標を掲げている以上、日々の行動を見直し、思考を止めず今まで以上に意識高く何事にもチャレンジしていきたい。

2年プレーヤー K

掲載:顧問浅田