9月23日「選手権に向けて11」

去年の選手権。偕星戦。何もできずに負けて終わった自分がただただ悔しかった。


打倒私立を掲げ、スタメンを奪い取って出場したのにもかかわらず、本当に何もできなかった。情けなく思った。


それから1年。あの日の悔しさをぶつけるために全力で取り組んできた。


72,73期生が勝てなかった強豪校に勝つために。これまでの過程に自信はある。いや、持つしかない。


しかし、負ければ基準に達していなかったと考えるしかない。


選手権の舞台は、2年半の取り組みを証明する場。選手権までの過程には意味があるが、選手権の試合には過程より結果に意味がある。


3年にはたくさんの責任がある。
これまで支えてくださった方々への感謝を表現すること。後輩に色んなものを残すこと。チームを代表して戦うこと。家庭の事情で最後まで残れなかった3年の分まで頑張ることなど。


決して「自分のため」ではなく、「チームのため」で動いていかなければならない。


そういった意味では、まだまだ未熟である。運が良かったのか悪かったのかはわからないが、選手権が延長され、時間が増えた。


できることはまだまだある。自分を捨ててでもチームのために取り組む義務がある。


昨日よりも今日、今日よりも明日と貪欲に成長を追い求めていく。選手権の試合中でも成長する。それがチームスローガンの「万事成長」ではないだろうか。


1日でも長く、この仲間とサッカーをしたい。あとはこの想いを強くしていくだけ。


最後まで、現状に満足せず、貪欲に成長を求めて、「勝ち」に拘ります。応援、よろしくお願いします。


ー3年プレーヤー Wー


掲載:顧問浅田