7月17日「リアリティ」

本日は山本高校さんとの練習試合でした。
山本高校の皆さんありがとうございました。
 
試合内容は、圧倒的な準備不足が目立つ形となりました。
本来であれば以前から磨き上げてきた自分達の強みを
全面に押し出した上で数ヶ月前から練習してきた
ポゼッションサッカーをもう少し展開できたはずでした。
 
しかしながら、主に私たち3年生のプライドや、
目標に対するリアリティが足りなかたったことで
1,2年生に対してのアクションを怠り
チーム全体として
消極的な判断の多いサッカーとなってしまい敗北を喫しました。
 
私は、5月1日のブログでDAIKINという会社の
従業員一人一人の成長の総和が企業の発展の基盤である』
という信念について取り上げました。
私は今日の結果を振り返り、
もう一度この心構えをチーム全体で持っていきたいと感じました。
その理由は何故か。
 
それはこれが今の畷高サッカー部が
選手権で強豪校に勝つための唯一の方法だからです。
 
蟻は1匹では弱いため1匹で狩を行うことはありませんし、
自分たちの巣を作ることもできません。
だからこそ1匹1匹が集まって、全員が力を振り絞って、
多少の犠牲を払いながら自分達の目的を果たしていきます。
 
皆さんの家族も、誰かが働いて、誰かが家事をして、誰かがみんなを笑顔にして
毎日を生きているはずです。
 
私たちは1人で戦うことなどできないし、
強くなることも叶いません。
スタメンの11人だけが力を発揮するだけでは
大きな敵を倒すことなどできません。
チーム全員が自分の最大限を出すために考え行動するから
初めて大阪No.1のチームに近づくことができます。
  
75期にとっての最後の夏に強豪校を倒し、
私たちに沢山の力を注いでくださった先生方、先輩方に恩返しをするためにも、
今一度私たちが目標を達成するために
『何を大切にしているのか』という部分にリアリティを持って行動していきたいです。
3年プレーヤーH
掲載:顧問山磨