８月１日「選手権に向けて①」

2022年08月02日 10:34 投稿者: ホームページ管理者
「結果で証明」
　
選手権まで残り1ヶ月ほどとなった。
　
まずはこれまでサッカー部内外問わず、
あらゆる面で支えてくださりサポートして下さった先生方、OBの方々、先輩方や後輩、
そして75期のみんなに感謝したいです。
　
ありがとうございます。
　
僕は今日までの畷高サッカー部の一員として過ごしてきたが、
その日々は本当に楽しく、充実し、多くのことを学べた貴重な時間だったと感じる。
　
小さい頃からずっとサッカーに触れてきて、
これまで何かを成し遂げたいから、何か目標があるからサッカーをしていた訳ではなく、
ただサッカーが好きだから続けてきていた自分にとって、
畷高サッカー部に入ってからはサッカーに対する気持ちが大きく変わった。
これまで僕は畷ほど皆が本気で目標を目指し、良い雰囲気で練習ができることが
これほど当たり前にできる環境でサッカーをしてこなかった。
　
自分自身もサッカーに対して、高いモチベーションを持てていなかった。
　
そのこともあって、部員がやりたい、やり遂げたいことを自分たちで決められることや、
それをサポートして下さる方々が多くいる環境があることに驚いた。
　
上手い下手関係なく、目標に向かってチーム全員で高め合える。
　
これまでの自分の中のサッカー部のイメージから考えると、
これができるだけでも素晴らしいことだなと感じた。
　
今ではこの決して当たり前にある訳ではないこの環境に本当にありがたさを感じている。
　
しかし、そういった恵まれた環境にあることを理解するのが遅かったようにも思う。
　
1年生の頃、周りの同期の数人がちらほらAの練習に混じっていく中で自分は焦っていた。
　
周りの仲間も焦っているのを感じていた。
　
そんな最初の大事な時期に最初のテストで遅刻してしまい、欠点を取ってしまった。
　
明らかに1年生の最初の時期で良いスタートを切れなかった自分は
その後もうまくいかない時間が続き、2年生になっても結果に残るような思うような活躍はできなかった。
　
今では1年生ですごくもったいない時間を過ごしてしまったなと振り返える。
　
僕にとって選手権は、自分を証明する最後の機会になる。
　
春のインターハイに出られなかった自分にとっては本当に最後のチャンス。
　
高校でのおよそ2年間の時間を振り返ると、あっという間にここまできてしまったなと感じる。
　
それと同時に、ここまでの期間で僕には大きなターニングポイントを作れなかったと思う。
　
2年の時の選手権に関われず、公立校大会や春のインターハイでも出場すら叶わなかった。
　
今までの悔しさをぶつけれるのはこの夏しか無い。
　
選手権の舞台に立ち、自分がチームを勝たせたい想いはずっと変わらない。
　
振り返ったときに「夏で変われたな」と思えるように、
結果を残し、チームとしても大きな結果を残したい。
　
最後には何かしらの結果が必ずついてくる。
　
その結果を良いものにするためにはこれからの準備が全てだと考える。
　
結果が良くないものだったときには、過去を後悔することしかできない。
　
逆に、過ぎてしまった過去を良いものにしたいなら結果で証明するしかない。
　
今更過去を後悔しても仕方なく、今、この一瞬一瞬が未来を形づくります。
　
今までの積み重ねを目に見える形で示し、応援して下さる人たちに結果で恩返しするためにも、
選手権までの1ヶ月、チーム全員で日々努力を積み重ねていきます。
　
応援よろしくお願いします。
　
３年プレーヤーT
　
掲載：顧問山磨
ページトップ