8月4日「想像力」

U-18 後期リーグ vs汎愛高校B 1-1 引き分け
 
汎愛高校の皆様、本日はありがとうございました。
 
今日の試合は、先制したものの後半39分に追いつかれ、
勝ち越せないまま終わってしまったという展開でした。
 
立ち上がりはうまく行かなかった部分もありましたが、
なんとか修正して自分たちのペースにも持ち込み、先制することができました。
その後は雰囲気も味方につけて、良い試合運びができていました。
 
しかし、試合終了直前の選手交代のタイミングで全員の集中がほんの一瞬途切れました。
結果、相手の素早いリスタートに間に合わず失点。
本当に悔いの残る引き分けとなってしまいました。
 
他にも改善すべき点はたくさんありましたが、最も悔やまれるのはやはりあの失点シーンです。
 
公式戦では、どれだけ自分たちのペースだったとしても、
試合内容など全く関係なく、動かしようのない結果のみが残ります。
今日の試合もあの一瞬の気の緩みから起きた失点により、終了間際まで優勢だったにもかかわらず、
残ったのは勝ち点2を取りこぼしたという厳しい結果だけです。
 
今日浮き彫りになったのは、僕達には想像力が足りないということです。
 
この試合で勝ちきれないということが、
今後のU-18リーグの昇格争いにおいてどれほど大きな影響を及ぼすのか。
 
もしも、この試合が負ければ終わりの選手権だったらどうするのか。
 
そのようなことを想像する力がなかったが故に、
あの気の緩みが起こったのではないでしょうか。
 
普段からどれだけ思考し、様々なことを想像しようとしたか。
結局はここに尽きると思います。
先のことを想像することが良い準備につながり、良い結果を生みます。
 
この部分が足りていないということを痛いほど実感させられた一日でした。
 
しかし、選手権まであと1ヶ月を切っており、うだうだと下を向いている暇はありません。
今日、様々な課題が明らかになったことも一つの収穫と捉えて、
チーム全員で前を向いて戦っていきたいと思います。
 
3年プレーヤーA
 
掲載:顧問山磨