8月3日「後悔から学ぶもの」

選手権初戦まで、1ヶ月を切りました。
本当に早いものです。
約1年前、2、3年生の陰に隠れて選手権を他人事のように考えてサッカーをしていた日々が、
昨日のことのように思い出されます。
 
今思えば、あの時間は本当に勿体なかったと思えます。
過去に比べると現在は多少なりとも班活動などでチームのために活動するようになり、
やはり心持ちが違います。
より強く、"選手権を勝ち進みたい"、"試合に出たい"、そう感じます。
  
この気持ちを去年のこの時期から持てていれば、何か違っていたのでしょうか。
もしかすると今僕はスタメンで活躍していたかもしれません、
途中交代ながらも必ず試合に出れていたかもしれません。
 
チームに触れる時間が増えれば増えるほど、そのような後悔が頭を巡ります。
 
ただ、所詮後悔とは過去の話です。
後悔を後悔で終わらせては何も生まれません。
後悔から何を学び、そして今にどう活かすか。このプロセスが大切です。
 
僕は今日、ちょうど去年の選手権前にメンバー外となった自分が書いたサッカーノートを眺めていました。
 
そこには汚い字で、"自分は来年絶対に選手権の舞台に行く"や、
"チームの勝利に貢献する"みたいなことが書かれてありました。
 
思わず「簡単に言うな」と自分にツッコみたくなりましたが、
それほどの純粋さは今の僕にはあるのだろうかと、ハッとさせられました。
 
本気になるほど結果が出なければ辛いです。
その辛さ故に投げ出したくなることや、
今自分は何のために頑張っているのだろうと思うことがあります。
  
そんなときに支えてくれるのは、家族や周りの仲間はもちろん、過去の自分だったりします。
だからこそ後悔を過去で終わらせてはいけない。
 
最近結果が出ずに苦しいと感じる僕は、過去の自分を知り少し気が楽になりました。
 
あまり気負わず、純粋な気持ちで、これからも同じ目標を持つ仲間とボールを追いかけ続けます。
 
2年プレーヤーO
 
掲載:顧問山磨