8月26日「後輩」

選手権初戦まであと2日、新チーム発足時から意識してきた舞台があと少しのところまで来た
緊張や不安、そしてワクワクなど様々な感情が入り交じっているそんな不思議な感覚の一日だった。
 
さて、最近のブログは3年生が書くことが多いので、
今日は2年生の僕が"後輩"としてブログを書いてみようと思う。
 
僕が入部してから常に背中で示し続けてくれた75期の先輩方がもうすぐ引退してしまう。
 
いまから約11ヶ月前、新チームが始まった頃はミーティングを重ね、
時には「ミーティング部」とからかわれたわれたこともあった。
そうした新チーム形成は遠回りをしたかもしれないが、
公立大会やインターハイ、リーグ戦や日々の練習、学校生活を重ね、チームとして大きく成長できた。
 
そうしたチームの成長の中心にいたのは3年生だった。
最高学年だし当たり前だ」と思う人も多くいると思う。
それでも僕はここまで3年生が僕たちを引っ張ってくれたことをとても有り難く感じている。
正直に言うと「試合に勝ちたい」「サッカーが上手くなりたい」という望みを叶えるなら、
後輩の世話より自分たちのための時間に費やしたほうがよい。
それでも3年生は、上手くいかずに悩んでいる後輩たちに常に声をかけ、手を差し伸べてくれた。
そのおかげで僕たち後輩はこの部活の一員としてあり続けることができた。
 
僕はそんな3年生を尊敬している。
サッカーだけでなく、それ以外の場面でも活躍している3年生を偉大だと思う。
ここまでも自分たちのために頑張ってくれた3年生に
少しでも恩返しをしたい、少しでも笑顔になってほしい。
選手権はそんな願いを叶えるために後輩に残された最後のチャンスだ。
少しでも選手権勝利に貢献し、この75,76,77期でサッカーができる期間を長くしたい。
そして3年生が少しでも悔いなく終われるように、この小さな手で支えたい。
 
2年プレーヤーO
 
掲載:顧問山磨