9月16日「すべては明日のために」

明日は選手権4回戦。
今、僕の心の中には2つの気持ちがある。
1つは緊張する気持ち。
そしてもう1つはというと、楽しみな気持ちだ。
 
今までを振り返ると本当にたくさんの事があった。
上手くいったこともあったけれど、
悔しかったこと、自分たちの力の無さを実感したことのほうが多かったように思う。
 
何度も何度も挫けそうになり、そのたびになんとか立ち上がってきた。
数え切れないくらいみんなで話し合って、
ぶつかり合って、そして少しずつ一つになっていった。
 
チームや個人として成長していく中で、
この環境が当たり前のものではないと気づかされることが多々あった。
いつも僕達を支えて下さる先生方や家族などの周囲の人たち。
大会やリーグ戦などの運営をして下さる方々。
ずっと助け合い、競い合ってきたチームのみんな。
以前は気がつかなかったことに気がつくようになり、たくさんの人に対して感謝するようになった。
その気持ちが、また僕達を成長させてくれた。
 
そんな日々は、全て明日の試合に勝つために積み上げてきたものだ。
入部してから今まで、ずっと打倒強豪私立という目標を掲げてやってきた。
そして、すぐそこに目標を達成できるチャンスがある。
 
だから緊張するし、明日の試合が楽しみで仕方ないのだ。
 
今までの過程が良いものであったかどうか。
周りの人への感謝を勝利という形で返すことができるかどうか。
全て明日の結果で決まる。
自分たちの今日までの日々に自信はあるし、持つしかない。
このチームなら必ず明日の試合に勝って、更に高いレベルにいけると確信している。
 
明日は、自分たちの夢を現実にするための最後の機会だ。
この緊張も、楽しみな気持ちも、全て力に変えて絶対に勝つ。
3年プレーヤーA
 
掲載:顧問山磨