八尾翠翔高校の皆さん対戦ありがとうございました。
入学してから新チームが始まるまで、 僕らは先輩という大きな存在に頼って過ごしてきた。そして、 そんな先輩方が引退し2ヶ月が経った。
僕らはこの2ヶ月間、様々な課題にぶつかってきた。そして、 その中で僕らは何度も問われてきた。「本当に勝ちたいのか。」 と。
そんな2ヶ月もあっという間に過ぎ、気づけば今日に、 公立校大会を迎えることとなった。 試合の結果としては、大事な初戦を勝利で終えることができた。
しかし、試合の内容や、 試合に至るまでの準備はあまり良いものではなく、一言で表すと「 人任せ」であった。
誰かがやってくれるだろう。 多くの部員がそう思っていたのではないだろうか。
そういった感情が、本当にいろいろな所に現れていたと思う。
しんどい状況の中でどれだけチームのために動けるか。 試合に勝つための戦術、 試合をするための道具の準備は誰がするのか。
「本当に勝ちたいのか。」という質問に対し、 胸を張って肯定するためには、 まずは自ら行動を起こすことが必要である。だが、 僕らの多くはまだその資格はない。
自分にベクトルを向け、自分の弱さ、課題と向き合い続けた先に、 成長や自分達が望んでいる結果がある。そこに「人任せ」 などという考えは存在しない。全ては自分次第である。
公立校大会という大きな大会が始まった今だからこそ、 もう一度自分達のこれまでを振り返り、 本当に勝ちたいと言える自信をもって、目標に挑んで行く。
2年プレーヤー K
掲載:顧問浅田