山本高校の皆さん、練習試合ありがとうございました。
今回の試合では、チーム全体としても、課題が残る試合となった。A戦では、相手の守備に対し、私たちがどうしたらいいのかわからず、攻撃が停滞してしまうことがあった。しかし、私たちはそれをすぐに打開していかなければならない。
私たち畷高サッカー部は打倒強豪を掲げて日々取り組んでいる。強豪校となれば、そのようなシーンは必ずやってくる。それをチームとして即座に対応し、打破できなければ強豪校を倒すことはかなり難しいだろう。
しかし実際にどうすればいいのか。それは常日頃から考える練習をすることが必要だと思う。
例えば、サッカーノート。サッカーノートは、自分の考えを文字に書き起こし、練習や試合で起こった場面を改めて考え、噛み砕いていく作業だ。これをすることで、試合中の考える時間が格段に短くなると思う。
なぜなら、毎日サッカーノートを書いている人は、一度起こったシーンを考え直しているため、その時と同じシーンが出てきたら、その時に考えた結果をすぐに出すことができる。
つまりサッカーノートを書くことで、考えの引き出しが増え、周りより早く結論に至ることができる。一方で、サッカーノートを書いていない人はその引き出しが少なく、その度に1から考え、結論を出さなければならない。それを強豪校相手にしていて、通用するはずはない。
ここまで書いた内容はこれまで先生方や先輩方に何度も言われてきていることだ。ここからは本当に時間がない。この内容を全員がどれだけ意識高く継続できるのか、その基準をチーム全体としてどれだけ高く設定できるのか。
今まで通りでは強豪校は倒せない。一つ一つの活動が過去最高のものになるようチーム全員で取り組んでいきたい。
2年プレーヤー S
掲載：顧問浅田