10月27日(月)障がい理解啓発・推進研修が行われました。本研修は、障がいのある子どもにかかわる教職員を対象としており、110名の先生方が参加されました。
研修前半は、大阪自閉症協会 福田啓子副会長に講義をいただきました。講義では、障がいのある子どもの保護者として、学校外の療育活動や、現在の就労作業の様子について、お話しいただきました。また、家族で楽しんでいるボウリングのエピソードでは、ルールを守ることや数の勉強をしてきたことをお話しされました。
大阪自閉症協会 福田 啓子 副会長
「保護者の立場でのお話を聞くことができ、幼稚園から大人までの成長や周りとの関わりがよくわかりました」、「普段見ることができない作業や実習の姿をDVDで見ることができてよかった」といった受講者の感想がありました。
研修後半は、公益財団法人 フィットネス21事業団 冨築 一行総括主任に講義をいただきました。講義では、大阪府立障がい者交流促進センターにおいて、体育指導員として、スポーツの指導に携われ、これまで、パラリンピック出場を目標とする選手育成から、健康づくりのスポーツリクリエーション指導までの豊富な経験の中から、泳げなかった方が、毎日練習に取り組まれ、泳げるようになった事例や、「全国障害者スポーツ大会」についてのお話をいただきました。スポーツの意義、社会参加の促進について、これらのエピソードを通して教えていただきました。
公益財団法人 フィットネス21事業団 冨築 一行 総括主任
「スポーツを通して、全ての子どもに可能性と夢を与えることができる素敵なお話でした」、「学校を卒業してからも、楽しめる活動(スポーツやその他の活動)を持って生きていく視点を大切に指導したい」といった受講者の感想がありました。
(支援教育研究室)