平成26年度「大阪教志セミナー」第5回開催

 11月16日(日)、大阪教志セミナー第5回を行いました。

 今回は、「学習指導案」を作成するに当たっては、学習指導要領を基に年間指導計画や単元の指導計画の作成等、どのような過程を踏まえることが必要かを概略的にイメージすることが目的でした。
 午前は、「授業力をつけよう3」で学習指導要領、教科書を基に「年間指導計画」の概略を考えました。午後は、「授業力をつけよう4」で午前の「年間指導計画」の作成で考察したことを基に、単元の計画を踏まえ、本時の「学習指導案」までを考えていきました。

H261121kyousi01.jpg 全体講義の後、各校種・教科に分かれ、個人の作業とグループの作業を繰り返し、考察しました。
 学習指導要領、教育課程、教科書の果たす役割、評価基準と評価規準など、受講生にとっては、知識として持っているものの十分な理解までには至らず、それぞれが如何に「学習指導案」につなげていくのかをイメージすることをめざしました。
H261121kyousi02.jpg 受講生の振り返りには、「今までは、学習指導案の本時の内容だけを一生懸命考えていましたが、全体計画を書いてみることで本時が全体の中でどの辺りにあるのか、流れはどうなのかを考えると本時も考えやすくなり、指導の全体が見えることがわかりました。」や「年間指導計画を考えるのは難しかったのですが、マニュアルに頼らず自分で考え『わかる授業』に向けた工夫をすることで、教育現場に出た時の実践力を学ぶことができたと思います。」というような、今後の深まりにつながる記述が多くありました。
H261121kyousi03.jpg 「学習指導案」については、今後検討を重ね、第8回に具体的に本時の「学習指導案」を作成します。
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 (学校経営研究室)

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