研究フォーラム、参加受付が始まります

 11月18日10時から、12月26日に開催される平成26年度大阪府教育センター 研究フォーラムの参加受付が始まります。

h26forum02.jpg

以下に、各分科会の内容を簡単に紹介します

A-1 授業をかえる 学びが見える
-授業改善!子どものよりよい変容をめざして-

◎小・中学校の実践発表、パネルディスカッション、大阪教育大学 新坊昌弘教授の講演
◎これまで取り組んできた授業改善を子どものよりよい変容につなげるために必要なことは何か、はぐくまれた学力を見極め、学び続ける子どもを育てるために、今、す  べきことは何なのかなど、授業改善の真の意味と「指導と評価の一体化」の必要性を考えていきます。

A-2 安全な保育環境をつくるために

◎大阪保育総合大学 田中哲郎客員教授の講義、実践発表、演習
◎幼稚園では、子どもたちが安全で安心な環境で過ごすために、教員に大きな役割が求められています。幼稚園の子どもたちを災害、感染症、ケガなどから守るため、管理職・保育者それぞれの立場で、日頃からどのようなことに気をつけ、取り組んでいくか、また、いざという時どのように対応するかということについて、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。

A-3 同僚性を高め、人材育成につなげる

◎小・中・高校で人材育成の取組を行っている先生方による実践発表、大阪芸術大学 易寿也教授(元府立学校長)の指導助言によるパネルディスカッション
◎大阪府の学校は今、「大量退職」「大量採用」の時期を迎えています。ベテランの先生方の経験をいかに経験の浅い先生方に伝えていくか。同僚性を高め、どのようにして、人材の育成を図るかは多くの学校にとっての課題といえるでしょう。そこで、同僚性を高めて組織的に人材を育成していく方法について考えていきます。

A-4 子どもの「安心」を大切にした学校づくりを!!
-命と安全を守る人権教育-

◎小学校と高校の実践発表と神戸親和女子大学 新保真紀子教授による講演
◎人権教育研究室では、「子どもの命と安全を守る人権教育」をテーマに、「いじめ」「子どもの貧困」「子どもの虐待」「セクシュアル・マイノリティ」等、様々な課題を抱えた子どもたちへの支援、また、互いに支え合える集団づくり等について調査・研究をおこなっています。この調査・研究の中での、実践事例を紹介します。

A-5 不登校・ひきこもりの高校生支援について

◎不登校・ひきこもりの高校生支援をおこなっている公的機関や民間の機関の取組についての実践発表とパネルディスカッション
◎不登校・ひきこもりの高校生に必要な支援について、また学校と関係機関との連携の大切さについてなど、多角的な観点に立った支援方法を発信する予定です。

P-1 ライフステージに応じたキャリア教育
-授業づくりを通して-

◎中・高・支援学校の先生方による実践報告と広島大学 竹林地毅准教授による講演
◎実践発表と講演を通して、子どもたちの将来を見すえた授業づくりについて考えていきます。

P-2 子どもの力を伸ばす学習評価

◎研究協力校(高校3校)の事例を基に、参加者同士で生徒の自由記述を評価し合あう評価指標(採点指針)をつくる演習
◎論理的思考力、表現力、探究心など、21世紀の社会・これからの時代に通用する力を子どもたちに育むことが求められています。そのためには、主体的・協働的な学習や指導方法を工夫し、多様な学びを筆記テスト以外の方法で評価することが欠かせません。そこで、生徒の多様な学習成果や活動をどのように評価していけばよいのか、単なる知識・技能の習得度だけではなく、生徒一人ひとりの多面的・総合的な力を伸ばすこれからの評価の在り方について考えていきます。

P-3 理科の観察・実験
-子どもの力を信じ、考える楽しさをともに-

◎小・中・高校における実践発表とパネルディスカッション
◎「問題解決のプロセスに基づく授業の中で、子どもたちが主体的に活動し、科学的に考える楽しさを味わえる場面をどのように作るのか」、「そのような授業を作り上げていくために、何を大切にすればよいのか」を考えます。授業改善に向けた研究が、教員にとっての「教える楽しさ」につながることを共有したいと思います。

P-4 授業に喜びと感動を
-ものづくりとICT活用を通して-

◎小・中・高校における実践発表と神戸学院大学 佐藤毅准教授による講演
◎前半は、中学校・技術分野で実践している作物の栽培授業の中での実践の発表や、畑における栽培の授業の改善についての報告と、府立工科高校から夏期休業中に実施した仕上げと旋盤の実技指導力向上研修の内容と成果の報告を行います。後半は、ICT機器を活用することで学力向上につながる取組について、小学校と中学校の実践の発表と、分科会後半のまとめを含めた講演を行います。

P-5 不登校児童生徒への有効なアプローチ
-個々の状況に応じた適切な関わりとは-

◎府教育委員会による研究発表、18市教育研究所適応指導教室からの実践発表と研究協議
◎府内18市の適応指導教室で取組んでいる児童生徒との関わり方や学校との連携の方法、登校復帰に向けた取組に加えて、不登校で100日以上欠席した子どもたちの状況調査から分かってきたこと等、学校でも活用できるノウハウについて報告します。つぎに、不登校支援に効果のあった事例や対応についての課題等について参加者全員で交流したのち、不登校児童生徒への有効なアプローチについて研究協議を行います。

P-6 豊かな心と志や夢を育むために
-「志(こころざし)学」における実践-

◎府立市岡高校からの実践発表、府教育センターによる研究発表とパネルディスカッション
◎市岡高校では「志(こころざし)学」において、地域・防災・国際などのテーマ学習を行っています。これらを運営する学年体制や、生徒自らが視野を広げ、現代社会の様々な課題に取組んでいる内容についてお話しいただきます。また、若者を中心に政治への関心が低く、投票率も低い状態が続いています。これから社会を担う高校生が政治についてより関心を持つために、どのように取組んでいくべきかを考えていきます。

(情報・技術研究室)

カレンダー

2025年7月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31