「府立学校パッケージ研修」を府立箕面支援学校で実施

 1021日(火)府立箕面支援学校において、パッケージ研修の第2回事前授業を実施しました。箕面支援学校では、「実生活との関わりを考えた授業」「子どもが主体的に学ぶ授業」の2つの観点から、高等部の「数学科」の授業を中心とした、学校全体での授業研究に取り組まれています。

 この授業では、「学校からAスーパー箕面店までの道のりの長さを測る」を目標とし、「距離と道のりの違い」や「日常生活で使うkmの長さ」等を確認し、学校と店との道のりを地図上の道をイメージしながら線で表す活動を通して、その道のりの長さを考えました。

minoos_01S.jpg数学科授業「道のりの長さを測ろう」より

 

 生徒一人一人に、地図プリントや先生手作りの"スケールの長さのカラーテープ付きものさし"が準備されていました。

minoos_02S.jpg 「そこで、先生は工夫しました!」という先生の言葉に、生徒の視線が一斉に集まりました。「(曲り角のところが)測りにくいよ。」「しるしってどうつけていくの?」等と話しながら、先生の手作りものさしを使って、長さを慎重に測っていきました。日ごろの先生と生徒との関係の良さが感じられ、先生に質問しながら課題にすすんで取り組んでいく生徒の姿が見られました。

 この後、この事前授業をもとに、学年・学部・教科研究グループ・研究支援部等、先生方のいくつものセクションからのアプローチを通して、学校全体での活発な授業研究がすすめられていく予定です。

(支援教育研究室)

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