中・高・支援学校の生徒指導課題研修は、府立高校の旧学区をもとに4地区に分けて実施しました。第1学区を対象とした10月21日(火)から第4学区を対象とした11月18日(火)まで、毎回100名ほどの参加者のもと、生徒指導上の様々な事案の現状や学校と関係機関との連携についての講義と、各学校の課題を共有し実践力の向上を図るための研究協議を行いました。
各研修の内容は、前半に、大阪府警察本部生活安全部少年課の中西 勝課長補佐より「生徒指導における関係機関連携」と題して、問題行動の現状や特徴、また警察と学校の連携の重要性などについてご講義いただきました。続いて大阪府警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の上村 省吾警部補より「携帯・ネット上のいじめ等の防止について」と題して、ソーシャルネットワークとして利用されている様々なシステムの現状や、いじめにもつながる不適切な書き込みや写真の掲載といった問題点などについてご講義いただきました。
後半では、「各校の取組と課題について」研究協議を行い、最後に小中学校課生徒指導グループの指導主事による指導助言とまとめを行いました。
参加者からは、「大阪府警の方からの現状報告で、今の状況がたいへんよく理解できた。定期的にこういった情報を知っておく必要性を感じた」「携帯・ネット上のトラブルに関しての説明がわかりやすかった」「研究協議では他校種間で意見交換でき、刺激を受ける良い機会となっている」といった感想が寄せられました。
(教育相談室)