~明日から使える授業プランをめざして~
当センターでは校内研究支援として多くの研究授業・研究討議会に関わり、活発な意見や先生方の真摯な学びに接し、エネルギーをもらっています。
12月のある小学校では、国語教材『わたしはおねえさん』を読み取り、「2年生になってできるようになったこと」に気付き、作文を書くという、《読み》を通して《書く》ことに繋げる授業実践の研究授業がありました。授業後には《書く》ための具体をイメージしやすいように作文ワークをしました。一人でワークシートを書き、グループで交流し、全体発表する。そして、振り返るという【大阪の授業STANDARD】の授業づくり研修を行いました。先生方には4月からのご自身を振り返り、ワークシートに書いていただき、代表例を発表していただきました。
・今年から職場がかわり、仕事内容もかわりました。早く起床して、朝一番に職場に来て、お湯をわかしたり、清掃したりして・・・
・体づくりのために水泳に取り組んでいます。ずいぶん上達しました。さらに目標をもって・・・
・ 子どもたちに寛容に接することを心がけています。日々の指導で寛容に受け入れています・・・等々・・・
子どもの視点に立った、明日から使える授業プランを共に作っていく研修になりました。
このように国語を研究テーマにしている学校には「単元を貫く言語活動」を意識した授業づくりを発信するための支援をしています。
(学力向上推進室)