12月9日(火)と16日(火)に、常磐会学園大学で「カウンセリング実務実習」を選択受講している学生が、教育相談室で講義と実習を受けました。この授業は教員や心理士、保育士、福祉関係の仕事をめざす3回生と4回生が受講しています。
まず、教育センターで「すこやか教育相談とは」と題して、教育相談室の業務や相談内容の傾向など全般的な説明の後、相談者を尊重して「聴く」ことなど教育相談として大切にしている点などを説明し、メール相談における返信メールの作成などの実習を行いました。続いて、大阪府高等学校適応指導教室(府教育センター附属高等学校内)に移動して、大阪府内の不登校の現状や適応指導教室についての説明と見学を行いました。
(講義「相談内容の傾向について」)
(返信メールを作成後、全員で評価)
学生からは、「電話相談、メール相談、面接相談を丁寧に教えていただき、もっともっと知り、学び、相談のスキルをつけたいと強く思いました」「相談者のため、子どものためという思いがとても伝わりました」「適応指導教室の見学では、集団というストレスをできるだけ少なくするなど、個別に対応している点で子どもへの支援の具体例がよく分かり、大変勉強になったと感じました」「教室の机の配置などの工夫やメール相談での文章など、先生になった時にもつながるものがたくさんあり、とても勉強になりました」「今日一日を通して、教育関係の職につきたい思いが強くなりました」といった感想が寄せられました。
(教育相談室)