12月8日(月)府立たまがわ高等支援学校において、パッケージ研修の「研究授業」を実施しました。たまがわ高等支援学校は、「就労を通じた社会的自立をめざし『チャレンジする生徒』の育成」を教育目標としています。
今回は、「理科」の「宇宙の中の地球」の単元を中心とした授業研究を通して、学校で作成された「授業観察シート」を活用した学校全体の授業力向上に向けた取組がされました。
本時の目標は、「太陽系惑星の特徴について理解し、地球の環境について考えることができる。」「グループワークに参加し、グループの意見をまとめることができる。」の2つでした。
授業主担当者の小海先生は、生徒がイメージしやすいように、理解がより進むようにと、さまざまな工夫をした教材を使った授業をされました。また、グループワークでは、自分の考えを自分の言葉で表現し、友だちと伝え合い、ともに考え合う生徒の姿がありました。
授業者の小海先生―全体研修会の研究協議より
グループワーク「地球人が住める惑星はどれ?」より
授業はティームティーチングの形態がとられ、教員が机間指導のなかで丁寧に生徒の考えを引きだし、グループとしてのまとめを言葉で表現することができるよう、支援をされていました。
「温まりやすさ、冷めやすさ」の違いを体験する生徒
小海先生が授業中に、丁寧に、熱く、説明をされたことで、生徒たちは、授業終了後も教材のまわりに集まって、「温まりやすさ、冷めやすさ」の違いを電球を使って体験していました。 (支援教育研究室)