6月12日と19日に、高等学校10年経験者研修及び府立学校アドバンストセミナーD(授業づくり)を実施しました。
今回は「主体的・対話的で深い学びの実現」をテーマとした全3回の1回めでした。
前半は教育センターの大ホールにて教科共通の内容を確認し、後半は教科別に分かれてめざす生徒の姿を実現するための単元計画を立てました。
それぞれが考えた計画を受講者どうしで協議する場面では、積極的なアイデアの共有や、活発な意見交換がされていました。
研修後のアンケートでは、「これからは、評価を指導に生かす視点を大事にしようと思った」、「生徒に何を身に付けてほしいか、というゴールの姿から『逆向き』に単元計画を立てることの大切さがわかった」などの感想がありました。
2回めはここで考えた計画をもとに所属校で学習指導案を作成し、研究授業を実施します。3回めは教育センターに集合して実施した研究授業の成果等の検証を行います。
受講者が中核となり、所属校において各教科における「主体的・対話的で深い学び」が実現されることを願っています。
高等学校教育推進室