研究フォーラム第4分科会

 令和6年度大阪府教育センター研究フォーラム 第4分科会では、「‟困った子ども"ではなく、‟困っている子ども"への気付き~行動の要因から考える見立て・アセスメント~」をテーマに、今年度の調査・研究の報告や講演を行いました。

 はじめに、「通常の学級に在籍する支援が必要な子どもの指導・支援に係る調査・研究-ガイドブック作成に向けて-」と題し、支援教育推進室より、今年度の調査・研究について報告しました。この調査・研究は、通級による指導で学ぶ、小・中・高等学校の子どもたちが増加する中、先生方が日ごろ感じている指導上の悩みを解決するための一助となることをめざしています。子どもの行動の背景(要因)に着目し、その指導・支援のヒントとなるガイドブックの作成について、これまでの経過報告と来年度の取組みの概要をお伝えしました。

 続けて、『子どもの見立て・アセスメントの重要性-効果的な指導・支援につなげるために-』と題し、大阪大谷大学 小田浩伸教授にご講演いただきました。ワーク等体験を取り入れ、発達障がいのある子どもの認知発達や障がい特性の理解についてお話しいただき、参加者からは、「わかりやすく、多様なニーズのある子どもへの指導・支援について再確認でき、現場で実践できる」などの感想が寄せられました。

 今年度は250名を超えるお申込みがあり、大盛況のうちに終えることができました。ありがとうございました。

 来年度の研究フォーラムも、たくさんの方の参加をお待ちしています。

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