いよいよ夏休みです。

 2タームの授業もほぼ半分が過ぎましたが、明日から夏季休業日となります。とはいっても授業がお休みということだけで、夏季休業中もさまざまな取組が行われます。3年生は何と言っても就職や進学にむけた進路関係の取組が多く、将来に向けたとても大切な夏となります。2年生や1年生はクラブの合宿や生徒自治会行事などがあります。例えば、来週の月曜日から金曜日まで20名の生徒がピースワークショップに岩手県大槌町まで復興ボランティアで出かけますし、地域の保育所の納涼会や近くの小学校の林間学校の付き添いボランティアなどほぼ毎日のように行事やボランティア活動が計画されています。

 この休みの期間を活用して、勉強はもちろんのことですが、さまざまな活動に積極的に取組んで大きく成長してほしいと思います。

 さて、今日718日は南アフリカ共和国でアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃に生涯をかけ、1993年にノーベル平和賞を受賞し、1994年から1999年まで南アフリカ共和国の大統領を務め、昨年の暮れにお亡くなりになられたネルソン・マンデラさんの誕生日(1918718)です。マンデラさんの素晴らしいところは27年もの間投獄されたのにもかかわらず、白人への憎しみではなく、白人と「非白人」のお互いの理解と協調を訴え続けたところだと思います。そして、彼は次のような言葉も残しています。

『生まれたときから、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べてより自然に人の心にとどく。』

 生徒の皆さん、いい夏休みを。

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