岩手県大槌町からのお礼状

 3階の渡り廊下に書道の作品「ほっとさせられる一言」が展示されています。いろいろな言葉がありますが、多くは何気ない日常の一言です。写真の「ただいま おかえり 今日のごはんなにぃ」もまさに平穏な日常の会話です。

 先日ご紹介した生徒自治会による東日本大震災復興のための募金活動で集まった浄財を大槌町に義援金として送らせていただきました。金額は52,609円です。ご協力いただきました方々には心よりお礼を申し上げます。その大槌町長 碇川豊様よりお礼状が届きました。『この度は、心温まる多くのご支援を頂戴し、衷心より感謝申し上げます。東日本大震災による大津波では、多くの町民が犠牲となり、いまだ多くの方々が行方不明という、町制始まって以来の、甚大かつ未曾有の大惨事となりました。現在、「大槌町東日本大震災津波復興計画」の基本計画を策定し一日も早い復興を成し遂げるために鋭意努力しているところであり、住民と行政が一体となって町づくりを進めていく所存でございます。つきましては、これからも引き続きご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、甚だ簡単ではありますがお礼のご挨拶とさせていただきます。』とあります。

 まもなく東日本大震災から4年目を迎えます。改めて、復興支援の継続と防災の大切さを実感しますとともに、今ある平穏な日常への感謝の気持ちを忘れずに、毎日を大切に過ごさなければならないと思います。

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