ケースワーク講座の授業見学

 3年生選択科目「ケースワーク講座」の授業を見学しました。この授業は専門職や一個人として地域や家庭での福祉援助活動に必要な知識や技術を習得することを目的としており、講義だけでなく、援助を必要としている方の事例を参考にして、気持ちを理解したり解決方法を探ったりする演習や福祉施設で援助に関する実習を行っています。

 今日の授業ではケースワークの原則である「バイスティックの7原則」(1,利用者を固有な個人としてとらえる。2,受容。3.利用者の感情表現を大切にする。4.援助者は自分の感情を自覚して吟味する。5.利用者を一方的に非難しない。6.利用者の自己決定を促して尊重する。7.秘密を保持して信頼感を醸成する。)を復讐したのちに、①自分の「幸せ」が、他人の「不幸」となる関係、②自分の「幸せ」が、他人の「幸せ」となる関係についてのワークを行っていました。

 ワークでは本当にさまざまな意見が出され、一人一人が考えを深めいていく様子がよくわかりました。横で参観させていただいていた私もとても勉強になりました。

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