とてもいい映画を観てきました。

 今日はとてもいい映画を観ていました。映画のタイトルは『さとにきたらええやん』。日雇い労働者の街・釜ヶ崎で38年間続く子どもたちの集いの場「こどもの里」を描いたドキュメンタリー映画で、そこに集う子どもたち、「こどものさと」のスタッフの皆さん、そして地域の人々の姿がイキイキと映し出されています。「こどもの里」は子どもたちの遊び場であるとともに、各家庭のケースに応じた短中期的な宿泊機能、長期的な養育をおこなう里親としての機能を持ったところで、松原高校の社会体験学習や課題研究でもたいへんお世話になっています。映画のエンドロールでは協力のところに松原高校の名前も出てきます。観終わって、とても心が温かくなる素晴らしい映画でした。 

 十三の第七芸術劇場という小さな映画館での上映で、会場は超満員で立ち見の人もたくさんおられました。上映後は初日ということもあって、重江良樹監督と「こどもの里」の荘保共子理事長、そして映画に登場している二人の子どもさんが舞台挨拶に登場してくれました。舞台挨拶でも映画と同様にとても温かい雰囲気が伝わってきました。映画からたくさんの元気をいただき、本当にありがとうございました。

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