41期生卒業式の背景画を披露しました。

 明日の第41回卒業証書授与式にむけて、今日はその予行を行いました。その冒頭に背景画を作成してくれた生徒の皆さんと卒業式で全員が胸に作るコサージュを作ってくれた生徒の皆さんから次のようなメッセージがありました。長くなりますが、とても思いのこもった素敵なメッセージですので長いですが全文を紹介いします。まず背景画を作成してくれた皆さんからのメッセージです。

「私たち41期の背景のテーマは「ともに咲く」です。私たちは背景に個性豊かな41期のみんなが色とりどりの花として咲けた、ということを表現しました。この花一つ一つには31期全員の名前とそれぞれの未来に向けたメッセージが書かれています。また、この木自体を松原高校にたとえました。私たちがその木の花としてなるというところで、今まで成長してきたということを表しています。また、私たちが花として咲くために、その支えとなってくれたのは先生たちです。なので、木を支えている幹の部分には41期の先生から私たちに向けたメッセージが書かれています。

 私たちにとって41期は生徒も先生も家族のような存在です。だから、この木が一つの家に見えるように、先生たちのメッセージで窓をつくり、工夫しました。両端にいる鳥たちは、私たちが松原高校から飛び立っていく姿を表していて、なぜ鳥にしたかと言うと、またいつか松原高校に帰ってこれるという願いを込めて鳥にしました。

最後に「越」という字は、41期にとって大切ねキーワードでもあり、3年間さまざまなことをともに越えてきた、という意味を込めて、拝啓係りのみんな一画ずつ書かせてもらいました。この背景の絵のように私たち41期がともに咲けたのは、今までみんながみんなを助け合って壁を越えてきたからです。

41期のみんながそれぞれの形で咲く為に、支えてくれた人への感謝と、これからも色んな壁を越えていけるよう願いを込めています。41期の大事な背景を書かせてくれて、ありがとうございました。」

次にコサージュを作ってくれた生徒の皆さんのメッセージです。

「明日の卒業式でみんなが胸につけるコサージュをこの休みの期間に集まって作りました。コサージュはひとつひとつ手作りでフローリスト以外の友達や先生にも手伝ってもらい、全員分つくることができました。

そして、卒業式が終わっても残しておきたいとみんなが思えるようなコサージュをつくり、工夫しました。その工夫として、自分だけのものになるようにひとりひとりの名前をカードにしていれました。

そのカードの裏には明日の卒業式の日付と41期生の学年目標である「ともに越えよう」の言葉を入れました。

卒業して進路はバラバラになるけれど、松高で身につけた力をさまざまな形で自分らしく活かしていけるよう、そしてこれからもともに越えていきるようにという想いをこめて作りました。みんなが残しておきたいと思えるコサージュになっているとうれしいです。」

松原高校伝統の手作りの卒業式。明日がとても楽しみです。