8月16日「全員ができること」

U-18後期リーグvs昇陽高校 4-0 勝
昇陽高校の皆様、本日はありがとうございました。


僕が今回の試合で感じた課題を書こうと思います。


それは「選手層の薄さ」です。


試合前に先生が「プレーの良し悪しに関わらず、どんどん交代していく」と仰り、後半から沢山のベンチメンバーが投入されました。スタメンにも普段は入れていない選手が数名入っていました。


そのような中で、「スタメンを奪ってやる」といった気概を感じられる選手が少なかったです。


結局、後半の最後、体を張ったり声を出したりしてチームを引っ張っているのが普段のスタメンの選手になってしまいました。


この時期にもなって、なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。


僕は「チーム愛が足りないから」だと考えます。


チームを代表して試合に出ていることや、感謝から生まれるチーム愛はどんな戦術よりも強いものになります。


色んな考え方があるとは思いますが、個人の「試合に出て活躍したい」などの思いより、「チームのために頑張りたい」といった「誰かのために」の行動の方が人の心を動かすと思います。


それが、精神的、身体的に追い込まれる選手権の舞台でチームを強くします。


これはスタメン、ベンチメンバー、A、Bに関係なく、まだまだ足りないと感じます。


残り3週間を切りました。


勿論、サッカーの技術や戦術の部分もしっかり改善して準備していきますが、ここで書かせてもらったような「今まで自分たちが大切にしてきたこと」ともう1度向き合い、いい準備をしていきます。


ー3年プレーヤー Wー


掲載:顧問浅田