自分たち3年生は、残りの期間で何ができるのか。
選手権が延期され、期間は少し延びましたが、時間がないということは事実です。選手権に勝つためにが最優先ですが、その後のチームのことも考慮する必要があります。
3年生は選手権も控えていますが、受験勉強もしなければいけません。その中で、みんなは最後までチームに残る選択をしました。
その決め手は何だったのか、それは人それぞれ違うかもしれません。
でもみんな似ていることを考えていると感じます。自分の中で強かったのは、チームメートと感謝の気持ちです。
自分はチームから離れて活動している時期がありました。その中で1人で公園でボールを蹴っている時、常にみんなとサッカーがしたい、早くチームに戻りたいと感じていました。
広い活動スペースがあって、チームメートがたくさんいて、指導者がいる環境がどれだけ素晴らしいものかを改めて実感する機会になりました。
そして、今まで出会ってきた先輩方や同級生、後輩のみんなとこの関係性でこのメンバーでサッカーができていることは奇跡だなと、そしてこの先サッカーはできますが、この高校時代の部活の期間は何に変えることもできないほど、自分たちの中では大切なものであるとも思いました。
だからこそ、この恵まれた環境に身を置かせていただいてることへの感謝を周りの方々に自分たちの好きなサッカーで選手権で勝つことで恩返しをしなければいけません。
そして残りの期間で次の世代に何を残せるのか。
コロナウイルスの影響で厳しい期間が続いていますが、最後まで全力でやり切ります。
ー3年プレーヤー Yー
掲載:顧問浅田