7月13日「2つの力」

約2ヶ月半前の5月1日。僕達はインターハイ3回戦で敗れてしまいました。
 
あの試合のことを思い出してみても、
僕には試合中、具体的にどんなプレーをしていたかについての記憶がほとんどありません。
ただとにかくボールを追い回しているうちに、試合は終わってしまいました。
 
しかし、試合を終えてから僕が感じたことにいつては鮮明に覚えています。
 
それは、「自分を信じる力」と「チームを信じる力」
自分にはあまりにも欠けていたということです。
 
あの時、自分が試合に出ていることで何か結果を変えられる自信が無かった
目の前の相手に絶対に勝てる自信がなかった。
そして、失点した時や、自分達の思うようなプレーができていない時、
このチームだったらきっとこの状況を乗り越えられるという自信が無かった。
 
チーム、そして自分自身の弱さを痛感したと同時に、
この「自分を信じる力」と「チームを信じる力」が無ければ、
インターハイや選手権という大きな舞台で活躍することは難しいと感じました。
 
今日の午後からあったチームトレーニングを終えて、
先ほど述べた2つの力がまだまだ足りていないということを改めて感じました。
 
まだまだこのチームは全員で戦えていない。
そして、全員で戦えるような環境を作るために、自分は全力を出せていない。
 
今、ポゼッションの練習をしていて、難しいことやしんどいことも多いです。
ただそれを、チーム全員で乗り越えることで、
だんだんとチームの強さが出てきて、それぞれがチームを信じられるようになってきます。
 
もっと多くの人がチームのために頑張りたいと思えるような環境を作り、
チームとしての強さをさらに深めるために、
これから僕自身もっと多くのチームメイトと関わっていきたいです
 
そして、ここにどれだけ全力で取り組むことができるのかで、
選手権の舞台で、どれだけ自分を信じて戦えるのかが変わってくると思います。
 
3年生の先輩と一緒にプレーできるのもあと数ヶ月。
3年生が作り上げてきたチームをさらにより良いものにできるように、全力で取り組んでいきます。
 
2年プレーヤーN
掲載:顧問山磨