四條畷高校のサッカー部に入部してから2年半、 正直あと数ヶ月で引退する実感が湧かない。
この2年半を思い返せば、 自分は本当にいろんな人に支えられてここまでやってこれた。
先生方、73期・74期の先輩方、76期・77期の後輩たち、 OBの方々、家族や友人、そして75期のみんな、
周りの方々の力が無ければ、 自分は間違いなくこの2年半このクラブでプレーし続けることはで きなかった。
中学まで自分のことしか考えずにサッカーをしてきた自分にとって 、
しかし、この2年半を思い返せば、
1年生2年生の選手権はピッチの外から、 先輩が悔し涙を流しているのを
ただ眺めているだけで終わってしま った。
3年のインターハイに関しては、ケガでプレーすらできず、
だからこそこの最後の選手権、 これまでチームに何も出来なかった分、
正直自分はこの3年間を振り返ったときに後悔しか思い浮かばない 。
あの時もっと頑張っていれば... もっと本気でサッカーに向き合っていれば...
でもそれも含めて、 自分にとってこのサッカー部で経験させてもらったこと、 感じたことは
これまでもこの先も、二度と味わうことのできない、 本当に貴重なものだったんだ
と引退を目前にして強く感じる。
選手権は自分の高校サッカー人生の最後の大会であると同時に、
自分にとって、 75期のみんなが与えてくれた影響は本当に大きかったし、
75期だけでなく、選手権は、 いろんな面で頼りない75期を支えてくれた後輩たちに
先輩らしい 姿を見せれる最後の舞台でもある。
最後の選手権で後悔しないためにも、残り限られた時間、
そして、自分が選手権でゴールを決めてチームを勝利に導いて、 これまでの恩返しを絶対に叶える。
3年プレーヤーS
掲載:顧問山磨