1年前の富田林戦。
PK戦で敗れ、 ピッチ上で涙を流す74期さんや同級生を、
2年生の春はスタメンに選んでいただくことも多くあった。
その結果、周りの選手にどんどん追い越されて、 次第に出場機会を失っていった。
そうして迎えた2年の夏。
そこから1年間。
あの時、 選手権で何もできなかった悔しさを晴らそうと一生懸命頑張ってき た。
様々なことに取り組む中で、 たくさんの成功体験を積むことができて、
以前は、サッカー内外問わず、
「ミスをしたらどうしよう」、「 間違っていたらどうしよう」とばかり考えていた。
けれども、「 自分ならできる」、「 ミスや間違いがあってもカバーし合えば良い」
と割り切って、 全力で行動できるようになった。
だからこの1年間は、辛いことやしんどいこと、 上手くいかないことがたくさんあったけれど、
本当に楽しかった。
しかし、それはあくまでも選手権までの過程にすぎない。
もし結果が伴わなければ、今までの楽しく、 様々な面で成長できた過程も、
目標を達成するには足りなかったのだ と捉えるほかない。
全ては選手権の結果にかかっている。
僕たちを支えてくださった先生方や先輩、 家族などの周りの人に目に見える形で恩返しできるのか。
ずっと助け合ってきた75期のみんなと、 どれくらい長く一緒にサッカーができるのか。
僕たちについてきてくれた76期や77期に何を残せるのか。
選手権までの過程を良いものだったと言えるようになるのか。
だからこそ、絶対に選手権で結果を出して、 入部してからの2年半の集大成を見せる。
最後になりますが、
心から感謝の気持ちを伝えたいです。
必ず結果という形で恩返ししますので、 応援よろしくお願いします。
3年プレーヤーA
掲載:顧問山磨