9月21日「上積みと変化と覚悟と」

あの選手権の日の敗北から僕らは何を学んできたのか。
ミーティング中や前後に涙を流していた1、2年生も見られた中で、僕も涙を流していた1人だった。
しかし、何日かあの日のことを考えている内に泣いていることは良いことではないと感じた。
まだ自分にできることがあったのではないか、
75期に何か返そうと決戦までに周りにどんな影響を与えて、
周りをも変えて行くような姿を自分が見せれたのかと聞かれた時、
自分は自信を持ってYESとは言えなかったと思う。
それがあの時の涙にそのまま現れてしまったのだと思う。
 
そして今日、先生方から今までと変われていないという言葉をかけていただいて
何日か経った今でも「つもり」で終わっていたと痛感させられた。
「わかってからでは遅い」という言葉もかけていただいたが、
自分の甘さを理解してもなお、選手権の後から本質的に何も変えることが出来ていないと感じた。
 
遅いと言われるレベルよりもさらに低いレベルに自分がいたことにようやく気づいた。
次に色んなことに気付かされるのは3年生が本当に居なくなった時だ。
それまでに分からないことに挑戦して3年生やチームの中心の選手にたくさん聞いて、
実験して、失敗を繰り返して、新チームのスタートダッシュに繋げたい。
上積みするために自分を変える。
自分を変えるためにサッカーに対する本気度、覚悟を見直さないといけない。
覚悟というところに課題意識を持ってこれからを過ごしていく。
 
1年プレーヤーN
 
掲載:顧問山磨