僕の高校サッカーはゼロから始まった。
もともと、周りに対して何か行動を起こすことにビビっていたし、FWも高校になってから始めた。
自信も経験もない。ただ強豪に勝ちたいという一心で今日までやってきた。
正直いって何度も挫けたし、なんどもやめようと思った。
でも、そんなときに周りをみるとそこには努力を続ける仲間がいた。
うまくいかなかったり、しんどかったりすることばかりでもたくさん悩んで前に進み続けて少しずつ成長していくみんなの姿はとても輝いてみえた。
色んな人の色んな面にすごいなと思わされた。
だけど同時に悔しくもあった。みんなの熱量に対して自分はちょっとしんどいからって何を諦めようとしてるのかと。
憧れと悔しさ。
この２つは僕にとって原動力となってきた。
僕はみんなには自分の頑張りが誰かの頑張るきっかけになることもあると伝えたい。
本気でサッカーに取り組むみんながいたこの環境だからこそ、僕は多くのものを得られたのだ。
さて、もう選手権まで残り二週間をきった。
ここから選手権までの期間で一人で積み重ねられるものはそれほど多くはないのかもしれない。
だけど、みんなで頑張れればこの短い期間でもその何倍も多くのものを積み上げられると確信している。
僕はこのメンバーでもっとサッカーがしたい。
だからこそ仲間逹とより多くのものを積み上げて最高な状態で初戦に臨む。
僕らの夏はまだまだ終わらせない。
３年副主将K
掲載顧問浅田