カリナビセミナー「児童福祉施設に学ぶ」では、児童福祉施設に入所している子どもたちの生活の様子や支援の方法などを学ぶことを目的として施設見学を実施しました。
8月26日(火)は大阪府立修徳学院と柏原市立桜坂小・中学校の施設を見学し説明を受けました。修徳学院は、非行や家庭環境その他の理由により、生活改善を要する子どもたちに対して、心身の健全な育成と自立のための支援を行っています。院の子どもたちが学ぶ柏原市立桜坂小・中学校も併せて見学させていただきました。
8月29日(金)は大阪府立子どもライフサポートセンターを見学し説明を受けました。子どもライフサポートセンターは、義務教育を修了し18歳未満の人で、ひきこもりや不登校の状態からの自立をめざす人の支援をしています。
参加者からは、
・「写真等たくさん見せていただき、寮での生活も学校生活も一体となって取り組まれている様子がよくわかり、有意義な研修でした。」
・「自然環境の中で安定した生活をすることで子どもたちが立ち直っていくことがよくわかりました。そして、信じられる大人を持つことが必要だと思いました。」
・「不登校・ひきこもりは、施設に入るまでに至らず、そのまま前へ進めない子が多いと思います。そのような多数の児童に対してサポートが必要であると改めて感じました。」
・「入所するまでに至った児童は、生活リズムや社会性を取り戻して進学・就職など前へ進めることがわかりました。」
といった感想が寄せられました。
(教育相談室)