今年度の民間企業体験研修は、12の企業の御協力のもと、70人が受講し、6月に事前研修、夏季休業期間中の3日間に企業で体験研修、9月に事後研修を実施しました。
事前研修では、昨年度の受講者の実践発表、大阪企業家ミュージアムの方の講義の後、班に分かれて「民間企業で学びたいこと」について協議しました。
民間企業での体験では、社員と一緒に研修を受講したり、意見交換をしたりする中で、人材育成、組織運営、顧客へのサービスなどについて学ぶとともに、企業の経営努力や社員の仕事に対する熱意からも大いに刺激を受けたという報告がありました。
事後研修では、昨年度の民間企業等派遣研修(1年間学校を離れて民間企業に派遣)受講者の実践発表の後、校種も研修を受けた企業も異なるメンバーが班ごとに「民間企業で学んだことを学校でどのように生かすか」ということを協議しました。
教員間で目標等の共通理解を進めることが大切だという意見が多くの班から出ました。また、教員どうしがコミュニケーションを密にすること、小さなことや身近なことから始めて積み重ねていくこと、自分ができることから始めることなど、企業で学んだことを学校で活用するためのポイントを共有しました。
(企画室)