ありのままのわたし 大切なあなた
~子どもと保護者のエンパワメント~
就学前人権教育研究協議会B〔第1分科会 10月20日(月)〕では、「子どもと保護者の関係づくり『ありのままのわたし 大切なあなた ~子どもと保護者のエンパワメント~』」をテーマに講演とワークショップを実施しました。
就学前人権教育研究協議会は、小中学校課、私学・大学課、子育て支援課との共催で、公立・私立幼稚園、保育所、認定こども園の教職員を対象とした研修会で、第2回の「協議会B」では、5つの分科会に分かれて、「言葉・感性の育成、保護者との対応、障がい理解等の多様な課題に対して、人権教育の観点に立って、その在り方と指導スキルについて」演習・ワークショップ等を交えた実践的な研修を行いました。
今回は、第1分科会について紹介します。
『ありのままのわたし 大切なあなた ~子どもと保護者のエンパワメント~』は、大阪府府民文化部人権局が平成26年3月に発行した「人権学習シリーズ」の10番目の冊子で、就学前の子どもとその保護者を対象にした数多くのプログラムを掲載しています。第1分科会では、この冊子の作成に関わられたFacilitator's LABO代表の栗本敦子さんと特定非営利活動法人ちゃいるどネット大阪の理事の棚田純子さんを講師にお迎えしました。
ウオーミングアップの「手渡しゲーム」の後、身近な遊びと人権との関係についてお話しいただき、その後、掲載されているプログラムを活用してのワークショップ等を行いました。
「しっぽとり」や「なべなべ底抜け」で遊んでいる場面のロールプレイで、保育者がどのように子どもに関わっていくのかについての協議をしたり、「子育てしやすい社会って?!」や「子育て、楽しいですか? わたしも大切、子どもも大切」を使って保護者とのかかわり方について考えたりしました。
次回、就学前人権教育研究協議会Cは平成27年1月26日(月)に開催します。
人権学習シリーズvol.10ありのままのわたし 大切なあなた
~子どもと保護者のエンパワメント~
ダウンロードページはこちらです
http://www.pref.osaka.lg.jp/jinken/work/kyozai10_index.html
(人権教育研究室)