10月の適応指導教室の様子をお知らせします。今月は新しい活動に取り組みました。テニスとハロウィンパーティです。
テニスは、7日に附属高校のテニスコートで活動しました。多くの生徒がラケットを手にするのは初めてでしたが、テニスが得意な学生スタッフをコーチ役に、基礎から練習しました。戸外での活動は久しぶりでしたが、生徒たちは生き生きとした表情で、真剣に取り組んでいました。活動後は「楽しかった」「またやりたい。今度はいつ?」などの声が聞かれました。短い時間でしたが、少しずつ上達し、楽しそうにプレーしていました。今年度中に、あと3回テニスを予定しています。
スタッフと学生ボランティア
ハロウィンパーティは27日に行いました。内容についての話し合いを重ね、「仮装」「ホットケーキづくり」「クイズ」などをすることにしました。当日、生徒たちは戸惑いながらも、一人ひとりが工夫した仮装をして、ホットケーキをつくったり、互いにクイズを出し合ったり、ゲームなどをして楽しみました。終わった後は「クイズを作って、答えてもらってみんなに楽しんでもらえたみたいで良かった」「少し緊張したけど、素敵な思い出ができて楽しかった♪」などの感想が寄せられました。
生徒と学生ボランティア
どちらの活動も、生徒の希望から実現したものです。こうした活動に取り組む中で、自主性や協調性が育まれ、充実感や達成感が得られます。教室に復帰できるエネルギーに変えていってもらいたいと願っています。
(教育相談室 適応指導教室)