6月15日(水)、韓国から「韓国教員訪日団」の訪問がありました。外務省の「日韓学術文化青少年交流事業」の一環で、韓国全域の学校から推薦された日本でいう小学校の40歳以下の教員40名の視察団でした。
すでに、東京都や埼玉県、奈良県を訪問されており、当教育センターにおいては教職員への研修や小学校での取組みについて知ることで日本の教育事情を理解したいとのことでした。
特に「いじめや不登校児童対応」について、研修内容等を紹介してほしいとの申し出が事前にありましたので、教育相談室の上本室長より、講義を行いました。
通訳を介しての講義でしたが、時折、頷きながら熱心に聞かれていました。韓国にも似たような実態があるとのことで、日本ではいじめに対してどのような取組みを行っているのか、不登校の子どもたちには特別のプログラムを用意しているのかなど、多数の質問がありました。
講義後は、カリキュラムNAViプラザも見学していただきました。教科書やさまざまな教材を手に取ってみられ、韓国のものとの違いに先生方どうしで話が弾んでいました。中には、英語や日本語で質問をされている先生もおられ、ここでも訪日された先生方の熱心さが伝わってきました。
最後に、「大変参考になりました」と感謝の言葉を頂き、2時間ほどの滞在で、教育センターを後にされました。
(企画室)