6月2日(木)、「小学校初任者研修 授業づくり6-理科の観察・実験-」を実施しました。この研修では、受講者がA~Jの10のグループに分かれ、6月から11月までの間に順次受講することになっています。今回は第1回目の研修で、Fグループの51名が受講しました。前半は「児童主体の理科の授業」について、後半は「実感を伴った理解を図る授業」をテーマとした講義や演習、実験を行いました。
【問題】①~⑦の中で磁石につくものはどれですか?
①1円玉などの硬貨 ②1万円札 ③はさみ ④クレパス
⑤スチール缶 ⑥使い捨てカイロ ⑦コーンフレーク
受講者に予想してもらい実際に確かめると、意外なものも磁石につくことがわかり、「えーっ!すごい!」と驚きの声があがりました。
受講者の感想を紹介します。
「理科というと、何となく小難しいイメージがありました。今日の研修を通して『なんで?どうなる?』といった疑問がどんどん出てきて、ワクワクするような理科を体験することができました。この気持を子どもたちにも味わってもらえるよう、楽しい理科を考えていきたいです。」
「なぜだろう?」から始まり、子どもが主体的に取り組むことを通して「わかった!」をゴールとする理科の問題解決型学習は、他教科にも活かせるエッセンスがたくさん詰まっています。今回の研修が、これからの日々の授業づくりに活かされることを期待しています。
※問題の答えは次回のブログでお知らせします。
(小中学校教育推進室 科学技術推進グループ)