• トップ
  • 2021年
  • 12月
  • へき地・遠隔小規模校の特性を生かした取組みを紹介しています

へき地・遠隔小規模校の特性を生かした取組みを紹介しています

 7月に本ブログにて「へき地等学校」について紹介したことを覚えていただいていますか。

 今回は府内の「大阪府へき地・遠隔小規模校教育研究会」に加盟している次の4つの小学校の取組みを、現在、大阪府教育センターの別館1階ロビーにて展示していることを紹介します。

・茨木市立清溪小学校   ・茨木市立忍頂寺小学校

・高槻市立樫田小学校   ・和泉市立南横山小学校

 4校とも大阪府を取り巻く山間地にあり、その環境を最大限に生かす取組みを行っています。豊かな自然体験や、地域に深く根ざした取組みなど、児童数が少ないからこそできる活動を常に工夫し、子どもたちの成長へとつなげています。

 今回の展示では、炭焼き学習、たけのこ掘り、地元の土を使った陶芸体験、地域の民話をテーマにした演劇の様子や、子どもたちが作った自然の豊かさを感じさせる俳句など、へき地・遠隔小規模校ならではの資源を生かし、地域への愛着や誇りを育みながら、子どもたちが成長していく様子をたくさん紹介しています。

 また、本年7月に茨木市立忍頂寺小学校で開催した、へき地等学校教職員研修(夏期)の様子も展示しています。

 地域の道の駅「見山の郷」について、ICTを活用して調べたことを伝え合う「総合」の授業、Web会議システムを活用して文化財資料館の講師の方とつながり、説明を聞きながら火起こし体験をする「社会科」の公開授業や、地域の偉人「畑中権内」の演劇、高学年が地域の祭で披露している和太鼓の演奏などの児童発表が紹介されています。いずれも地域と学校が一体となった、へき地等学校教育ならではの特色ある取組みです。

 へき地等学校教職員研修(夏期)は隔年実施のため、次回は、令和5年度に和泉市立南横山小学校で開催される予定です。

 展示期間は令和4年1月31日(月)までです。大阪府教育センターにお越しになられた際には、是非とも、展示をご覧いただき、自然の中で輝く子どもたちの笑顔に触れてみてください。

企画室

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリ