大阪府高等学校教育支援センター(愛称:ルポン)では、心理的または情緒的原因などにより登校の意思があるにもかかわらず登校できない高校生を対象に、「学習支援」や「心理支援」を行い、学校復帰に向けたサポートをしています。
先日、ルポンの通室生徒で作成していた共同制作が完成しました。
例年行っている模擬販売体験や影絵発表など対面で行うワークショップが難しい中で、今年度の通室生徒みんなで何か出来ないかとミーティングを重ねました。「後輩たちにどのような場所か紹介をしたい」「大きな絵を作りたい」という生徒の発案から写真のような紹介ポスターの制作をすることになりました。制作の過程でオリジナルキャラクターも生まれました。
ルポン(フランス語で「Le pont」)には「架け橋」という意味があります。生徒たちはその言葉について話し合い、「虹を架けたい」というイメージを共有して、写真のようなデザインができました。1つの作品を作った、という達成感が今後につながってくれればと願っております。
作品は、玄関ホールで2月中旬ごろまで展示していますが、残念ながら現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、見に来ていただくのは難しい状況ですので、写真でご紹介します。もし、センターにお立ち寄りの際は是非直接ご覧いただき、ご感想等いただければ生徒たちの励みになります。
(教育相談室 大阪府高等学校教育支援センター)