7月25日(木)に大阪府教育センターで中学校「理科」観察・実験基礎研修Aを開催しました。この研修は、第1分野の基本的な知識と観察・実験技能を身に付けるとともに、観察・ 実験を行うに当たっての留意点を知ることをねらいとしています。
前半は、講義を通して、授業づくりのポイントや、観察、実験等における安全面、事故防止について、指導と評価の計画などについて、受講者どうしで交流しながら学びました。
後半は、2つの実験に取り組みました。1つめはガラス管を使った浮沈子の作成です。第3学年のエネルギー領域より、水中の物体に働く力で取り上げられることのある事象として、ガラス細工を行いました。2つめも第3学年の粒子領域より、水溶液の性質の実験を、指示薬として身近にあるものを取り上げて行いました。
受講者からの感想を紹介します。
・学習指導要領の要点や、授業案、実験場の留意点などを、実践を踏まえて学ぶことができました。
・実際に実験して試すことは、とても印象に残りました。生徒にも同じように体験の機会を増やしながら、それをしっかりと学びにつなげていきたいと感じました。
・紅茶やターメリックのように、身近なものを使うことで、子どもたちの興味関心を引くことのできる授業を展開したいと感じました。
・ガラスで浮沈子を作るのは初めてだったのでいい経験になりました。
(小中学校教育推進室)