10月15日(火)に障がい理解・啓発推進研修を実施しました。
この研修は、共生社会の実現に向けた「ともに学び、ともに育つ」教育を進めるため、当事者の願いや経験、実践を知り、障がいに対する理解を深める内容になっています。毎年受講を楽しみにされている方もいらっしゃいます。
本年度は、落語家であり、視覚障がいのある桂福点さんと、社会福祉士であり、ご自身やご家族の発達障がいを公表されている笹森理絵さんを講師にお招きし、「わたしの願い-障がいのある子どもにかかわる先生方へ-」という題目でご講演いただきました。両氏とも、障がいの診断名で子どもたちを見るのではなく、その子どもを理解し、「相手に寄り添う」「わかろうとする」ことが大切であるとお話しされていました。
落語を交えたご自身の経験談や、ご家族の学校生活のお話は、受講者の心にせまるものがあり、笑いあり感動ありの3時間になりました。