１１月１７日に、集合開催にて午前にテーマ別講座「『わかった』と思える授業づくり」を、午後にテーマ別講座「つながる、つなぐ－子ども理解と集団づくり－」を開催しました。
「『わかった』と思える授業づくり」では、校種別にわかれて授業づくりのポイントについて講義をするとともに、班別協議にて指導案や模擬授業の作成等をとおして子ども主体の授業づくりの演習を行いました。「主体的な授業とはどういうものか体験しながら理解することができました。」「現場での技を織り交ぜながら講義をしていただき、とても勉強になりました。」等の感想から、参加者それぞれが子ども主体の授業づくりについて深く考えられたことがうかがえました。
「つながる、つなぐ－子ども理解と集団づくり－」では、指導主事が出会って来た子どもたちとの事例を交えて子ども理解の大切さについて伝えるとともに、授業を通した集団づくりについて演習を行いました。「子どもたちの小さな合図・メッセージを見逃さないことがなによりも大切であると改めて感じた。」「クラス開きや集団づくりのポイントなど、4月から実際に現場に出る際に意識したいことがたくさんありました。」等の感想から、子どもを理解することや一人ひとりが大切にされる授業について理解を深めることができたと感じています。
今後の集合講座は、１２月１日開催の「学級づくりの基本」「子ども、保護者との関わり方」、１２月１５日開催の「現職教員に学ぶ」の３つです。参加者からは、「不安に思っていたことが解消できました。」「同じ校種の同期の方と交流できてよかったです。」との多くの声が寄せられています。
４月からの教員生活に向けて、指導主事をはじめ、合格した同期の仲間ととともに不安や心配事を一緒に解消していきましょう。当センターにて、合格者のみなさんにお会いできることを楽しみにしています。
（学校経営研究室）