進路行事が2つ

 11月25日(木)、進路行事が2つありました。

 1つは、5限に行った2年生対象の進路講演会。本校を卒業し進学や就職をした3人の先輩にお越しいただき、お話を伺いました。高校時代のこと、今の仕事や大学のこと、高校時代にしておくべきことのアドバイスなど、一人ひとりは短い時間でしたが、内容が濃く聞き入ってしましました。「高校とは違って自分で動かないといけない」「責任感を持って」「仕事をするのにコミュニケーション能力が必要」「人の話をしっかり聴く」「挨拶が大切」「高校生活を楽しもう」。日ごろから同じようなことを教職員が生徒に言っていますが、年齢に近い先輩の話だとより伝わったのではないでしょうか。今日の話を参考に、卒業後の進路に向けてしっかりと準備してほしいと思います。お話しいただいた3人の卒業生のみなさん、ありがとうございました。

 

 もう一つは、放課後に行った大阪府育英会(府育)奨学金の返還手続き説明会。こちらは、大阪府育英会から担当者にお越しいただきました。府育の奨学金は一部を除いて貸与となっているため、卒業後には返還する必要があります。それがまた後輩たちの奨学金となっていきます(一定の条件に当てはまれば、返還免除や返還猶予になる場合もあります)。高校での学びに必要なために貸与を受けていた生徒たちですが、卒業後返還していくのは大変なことだと思います。生徒が経済的な心配をせずに学ぶことができるように、給付型の奨学金制度の充実を願っています。