第75回文化祭が開催されました。
1週間ほど前から、各クラスの企画準備に拍車がかかり、劇やダンス、バンド演奏や吹奏楽など、熱心な練習風景が見られるようになりました。
今年度のテーマは、「新」でした。コロナ禍の中、新たな形で開催する「文化祭」、茨高の新たな伝統を創る「文化祭」として、再出発することとなりました。当日は、朝早くから最後の仕上げをするために、たくさんの生徒が企画場所に集合していました。晴天に恵まれ、いつもとは違う茨高生の気合が感じられました。来場して下さった保護者の方々や中学生のみなさんの歓声が、何よりも私たちのエネルギーになりました。
今年度の文化祭委員長からのコメントです。ぜひご一読ください。
「日本一と言われる「茨高体育祭」に引けをとらない盛り上がりをみせる「茨高文化祭」。今年度もたくさんの方々にご協力いただき、無事に開催することができました。
僕が文化委員長になり、『最高の文化祭を作り上げよう』と決意してから半年以上がたちました。文化祭を終えた『今』、色々なことが思い返されます。
文化祭当日まで、たくさんの会議を開き、どうしたら最高の文化祭、みんなが楽しめる文化祭になるのかを、文化祭企画委員や執行部員を中心に、生徒や先生方と話し合いを重ね、本気で考えました。
企画を考える人、看板などの展示物を作る人、映像を作る人、パフォーマンスの練習をする人、買い出しに行く人など、たくさんの人が互いに助け合いながら準備して迎えた、文化祭当日。3年ぶりに中学生の方々の入場が可能になったこともあり、たくさんの人の笑顔があふれていました。工夫がほどこされた催し物、圧巻のパフォーマンスなど、どの企画もクオリティが高く、茨高ならではの文化祭になったと思います。
文化祭当日までは、正直つらいと感じるときもありましたが、楽しんでいる友達、来場者の方々の姿を見て、今まで頑張ってきて良かったと心の底から思っています。
今年度の文化祭のスローガンは『新』。今回の文化祭で「新しい○○」は発見できましたか? 僕は、文化委員長として文化祭の企画運営を担当して、関わることのなかったであろう新しい仲間に出会うことができ、受け身ではなく作り手の立場で新しい経験ができました。
今回の文化祭は、私たち茨高生全員にとって、それぞれ、新たなスタートとなりました。さらなる高みを目標に、日々精進いたします。私たちの取り組みが「茨高文化祭」に関わったすべての方々に、新しい発見をもたらし、人生を豊かにする一助となっていたら幸いです。
最高の文化祭を作り上げるために本当にたくさんの方々にご協力頂きました。文化祭に関わった全ての皆様に厚く御礼申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。」
(145代文化委員長)