本校では、希望者を対象に夏休みを利用して「京大研究室訪問」と題して、主にOBOGの京都大学の先生方の研究室を訪問し、"より深い学問の世界を知る"という企画を実施しています。
今回の訪問先は、薬学研究科の石濱泰教授の研究室です。
研究室では、生体に存在するタンパク質の測定を行うことにより、生命現象を明らかにする研究をなさっています。タンパク質に関する講義を一時間程して下さった後、研究の要の質量分析機を含む研究室見学をし、学生さんと簡単な意見交換をしました。タンパク質の構造と役割や薬との関わりなどをサソリの毒や黒酢の発酵など、具体例を交えてわかりやすく解説していただきました。
薬学部の仕組みや就職先等も教えて下さり、生徒たちの進路選択の一助となりました。